作品コメント

伊東ミヤコ

2009年4月5日

壮絶な愛のかたち
まず、読み進めていくうちに、日記形式で書かれている理由がわかりました。

その日その日の切羽詰まった状況がリアルに感じ取れるのですが、特に、四、五行で終わる短い心の叫びを綴ったページの凄みが衝撃でした。

彼女のユキの狂気に怯えるユウキ、そのユウキも狂気に支配され、また、唯一「普通」であったユウまでも…。

淡々と描写されるベッド・シーン、ユキが作る料理、細部に渡る要素に追い打ちをかけられるようでした。

それでも、穏やかな前向きなラストが用意されていたところに、作者の方の人間性が感じられ、最後は感動させられました。

響く言葉
まず

日記形式で読ませる話っていう設定が

独創的でとても惹かれました。

そして

恋愛ものなのに

男の人目線で語られる物語…

ユウキの心の変化が、

ユキという人間が

すごく解り易く伝わってきました。

ユキの部屋でユキのおいしそうな手料理を食べてるシーンがとても好きです。

あと、

日記の最後に書かれた言葉が

時々ぐっと来ることがあって

それがずっと頭の中に響いて

不思議な感覚でした。

独特の世界にどっぷり浸かれる素敵な作品です！

恐くも魅力的な彼女
日記形式というのがどういうもの
なのか気になって読み始めました。

お話しの書き方があまりにも良いために
読むのを止められなくてまいりましたｗ

主人公の男性ユウキが言うように
彼女の魅力にまんまとはまり、
色々な彼女の姿を想像していました。
凶暴な彼女。
暴力にたえる彼の姿。
様々な場面でハッとさせられ、
彼らの生き方を傍観者として
見ている感じにさせられました。

随所で見られる料理の場面
がリアルさをましていて
おもしろかったです。

お話しは完結しているけれど
まだ彼らの物語は続いている
どうなっていくのか
気になります♪

愛するということ
日記形式の小説というところに惹かれて読み始めました。

読んでいてどんどん苦しくなりました。

人と繋がり続けていくことの難しさ。

一人のひとと向かい合い続けていくこと。

愛の形、愛するということを考えさせられました。

素敵な
素敵な小説です!!

まず､日記形式とゆうのも面白かったです｡

表現力､文章力もあり､
心にスッと入ってくる小説ですね｡

ユウキとユキの二人の在り方も私は好きです｡

究極の愛
離れられない男と女の運命というか
そんな、物凄く大人の恋の
匂いのする作品でした

ユキのユウキに対する暴力も
最初はムカつきましたがｗ
それが彼女なりの愛情表現であり
何より
ユウキがそれを受け入れていることに
驚きました

途中、ユウキがユキへの心情を綴る際に
私は多少ですが
嫉妬心のようなものを抱きました
そこまでされて何故まだ好きでいられるのか・・
何故離れられないのか・・・
ユウキを自由にしてあげて・・と

二人の女性から
究極の愛情表現を受けているユウキは
どんな男性なんでしょうねぇ・・
すごく気になりますｗ

目を閉じると
一日中ベッドでゴロゴロし
ピザを食べる二人の姿が浮かんできます

今、この物語を読み終えた私は
・・新しい愛の形を発見した・・
そんな気分です

素晴らしい作品でした

面白い！
日記形式の文体がとても読みやすかったです。
ユウキ君の感情が細やかに書かれていて、話に入り込めました。

一気に全部読んでしまいました(^^)
特に｢運命の人｣のくだりはなるほど!と思いました。
とても良いお話でした。
これからも読みにきます。

伝わるもの
とてもお上手だな、と思いました＾＾/


その場面のイメージを頭できちんと構成しながら読むことができました＾＾＊


また、書き方も独特なのもあり

とても印象に残った作品です＾＾


読んでいるときに、心にいろんな思いを感じることができました＞＜＊

素晴らしい★
やっと読み終わりました(^ω^)!!

読み終わる頃には
なんだか切ないような
幸せなような不思議な感覚がしました。

文章力が素晴らしく、
表現がとても上手だなと思いました。


大切な人と過ごす毎日の中の寂しさや切なさや幸せがリアルに書かれていて、共感する部分もありました★


とても面白かったです(^ω^)

かとちゃん

2007年12月3日

愛情のカタチ
愛情のカタチは、
それぞれで、
そこに正解はないのだと、
この作品を見ていて、
感じられる。
また、
文章の書き方が、
独特で、
少し親近感がわく。

不思議な小説です。