夜皇子と月の姫

作者勇聖

失われたルックス



失われた自信



失われた友



失われた自分



失われた未来



失われたあの日々






失う物がおおかったぶん




得たものもたくさんあった。



それは君がいてくれたから。





暗い暗い闇の中から手を差し伸べてくれた君がいたから





今の俺はいる。




この小説を君がどっかで見たならば君はきっと笑ってくれると思う。





もう逃げてなんかいない。



前を向いて歩いてるから



少しずつゆっくり自分なりに歩いてるから



どうか心配せんとってな










今でも俺は

お前が世界で1番大好きやで。