王と十七の侯爵が国を治める、異世界の街の物語。
零落した伯爵家の娘、香月(こうげつ)は様々な苦難を経て、ようやく念願の学問の道を歩く事に。
だが新しく足を踏み入れた学者の城『研医殿』には、更なる困難が待ち受けていた。
友人を救う為奔走する香月の前に見え隠れする『奏の鳴声』とは、一体何を意味するものなのか?
※この作品は「柳里の華」の続編です。そちらを読了していなくとも一応わかる様にはなっていますが、これから柳里の華を読まれる方はネタバレがありますので先に読まれる事をお勧めします。
*H22.9.4更新開始*
*H24.3.20完結*