好きでした

作者莉華

あなたはわたしのことどれだけ知ってたかな?



あなたにわたしが一目惚れしてたこと


あなたと付き合えたことがわたしの幸せだったこと


あなたが好きな食べ物をわたしも好きになったこと


あなたの癖がわたしの癖にもなってたこと


あなたの大切な人がわたしにとっても大切な人になっていたこと



ねぇ、すごく


すごく好きだったんだよ


でも、すごく


すごくつらかった