片想いパラドックス

作者あかおに

『私は嘘つきだと、私は言いました』

このパラドックスに私が気づいたとき、

おのずと答えも見えるのでしょうか。


ここに、2人の私がいます。

1人は正直者の私。

もう1人は嘘つきの私。

そして、2人の私の他に、

2人の男の子が居ます。

1人は本当に好きな男の子。

もう1人は普通の男の子。

今から2人の私のどちらかに1回だけ

質問ができます。

その1回だけの質問で、

私の本当に好きな男の子が

どちらなのか当ててみせて。



この問題の答えが分かった時にはもう、

私は片想いパラドックスに

どっぷり沈んでるかもしれない・・・。