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ラインクラフト回顧ラインクラフトのイメージで私の記憶に残るのは「桃色」のイメージです。 桃色…それはラインクラフトの勝負服のイメージでもありましたし、ラインクラフトが好走した競馬場に咲く桜のイメージでもありました。 亜沙美さんがお書きになったように、ラインクラフトは桜花賞(GⅠ)、阪神牝馬ステークス(GⅡ)に勝っています。そしてこれらのレースはいずれも桜の咲き誇る中で行われるのです。 ラインクラフトはNHKマイルカップの勝ち鞍もあり、こちらは牡馬混合のGⅠですから、とても価値ある優勝なのですが、ラインクラフトは牡馬を蹴散らすというイメージより、桜や桃色が似合う女性のイメージが強いです。 レース振りも、「競馬ってこう走るのよ😉」と言わんばかりの安定した先行抜け出しで、ラインクラフトって強いなぁと感心して見ていました。 母馬となることができなかったラインクラフトですが、牡馬を相手にしても負けなかった精神は、その後の牝馬たちに受け継がれたようです。 きょう、半世紀以上の歴史を越えて、3歳牝馬のウオッカが日本ダービーを優勝しました。