昨年クラッシックレース全てを無敗で制し、三冠馬に輝いたディープインパクト。彼の走りは多くの人を魅了した。有馬記念こそはハーツクライの2着に屈したが、今年初戦の阪神大賞典は再び飛ぶような走りを見せて快勝した。天皇賞制覇に向けて、欧州遠征に向けて幸先の良いスタートを切った。だが、そんな彼に待ったを掛ける馬達がいた。一昨年の菊花賞馬のデルタブルース、今年初戦の日経賞を制し悲願のG1制覇を目指すリンカーン、阪神大賞典で積極的に逃げて2着に健闘したトウカイトリック。「打倒ディープ」を目指す彼らは太刀打ちができるのか…?