作品コメント

心温まるお話
一見明るい調子で始まる
『ダサダサ男改造計画』

大人の男のオシャレのポイントや行動に至るまで、いかに
『さりげない男のオシャレ』
を演出するか、それをテーマにした話に見える。

しかしそれは短いけれどもともに時を過ごした妻からの、最後の贈り物だった……

夫婦、親子、介護、病気、死といった重くなりそうなテーマが、実に爽やかにえがかれている。

作者の人生の深さを感じさせる、銘作だと思う。
（若かったらゴメンナサイ）

さとみなおき

2009年12月4日

夫婦の愛
タイトルを読んでコミカルなお話だと思っていたら、泣けるお話でした。
年月を経て恋愛から更に深まった夫婦間の愛情が、回想とノートに書かれたメッセージによって静かに伝わってきました。

深い愛に
詩織さんの深い愛に号泣しました。


英明さんへの愛をヒシヒシと感じました。


切なくて悲しいお話ですがほんのり心が温まる素敵なお話です。


相手を心から想い合える事は本当に素晴らしいと思いました。

えみ

2009年2月17日

夫婦愛
何度も読んでいるのに、何度読んでも涙が出ます。

丁寧に描かれた主人公の心の動きはとてもリアルで、経験のある方なら共感、ない方なら来たる日への覚悟ができるんじゃないかと思います。

男性、女性、どちらの視点でも楽しめます。

携帯小説読み隊
題名とは違い、笑えるような内容ではなく、ホロッとさせられる内容でした。

話の進め方も、今と過去を上手く書かれていて、読みやすかったと思います。


はらみ的には、もう少し…ノートを書いていた時の奥さんの状態や感情を描いてあると、淡々と語る主人公の思い出がより鮮やかに、そして悲しさが増す(あえてお涙頂戴的なのを避けていたのならすみません)ように思います。

携帯小説読み隊
良く言えば想像力、悪く言えば中途半端。
詩織に対するあの事がどういう事なのかが書かれないまま、死亡に進んでしまい置いてきぼりな風に捉えられます。

話を読んで、愛と言うより思い出話を思わせます。

必読価値アリ
コメディじゃないんです。とにかく読んで欲しい。
この短いお話に、ジンときて、ウルっとして、あたしが死ぬときも何か残さなきゃって思ってしまいます。