運は凶。想いは吉。

作者欒薹蕈藕

これは不幸な少年、北村春枷の話。




ある日突然、両親が死んだ。


僕の家族はいない


僕一人だ・・・


親戚もみんな死んでしまった


僕は思った。



・・・自殺しよう。



だが、止められた。


親友に止められた。


「生きろ」と言われた。