山川さくら

大事なもの
この作品を読んで一番思ったことは『友達』の存在の大事さでした。

作者の日常を彩る個性的な友達。

エゴイストを愛用する真昼。
女装が似合うユキちゃん。
再度勉強したくて大学に来たヨネさん。
そして、作者である努くん。

どこまでが本当でどこからが脚色なのかわからないのですが、大学生活を男の子目線でみる感覚は新鮮です。
コミカルに描かれながらも作者の『友達』への真摯な思いにやっぱり『友達』の大事さを改めて考えさせられました。

エゴイストを愛用する真昼と真面目な作者のしっかりとした友情を感じることができる新たなタイプのケータイ小説です。

是非ともご一読を!!