サクラノ花火

作者伊鶴朝美



苦しくって

悲しくって

嬉しくって

楽しくって

どうしようも無いこの気持ち。


3度目の私の恋は、

とても小さくて、冷たくて、お世辞でも綺麗なんて言えないけれど。

大きくて、暖かくてとても綺麗な恋でした。



また、来世でも私を見つけ出してくれますように。



そんな願いを込めたサクラの花火を私はずっと忘れられないでいたい。