前田利家の娘、摩阿姫。彼女の人生は柴田勝家の人質となってから流転する。豊臣秀吉の側室として名を残すほど。

摩阿姫は、元亀3年(1572年)前田利家と正室まつの間の三女として生まれた。


当時、利家は織田信長の家臣の母呂衆として警護、連絡将校の役割を担っていた。


後に加賀100万石の大大名となることはうかがい知れない時期。


普通ならば武家の娘として育ち、他家に嫁ぎ、子を産み、両家のために働くはずであった。


しかし、彼女の運命は翻弄される。


歴史に名を残すほど。


*7/26付のカテゴリー別注目作品に選ばれました