バーカウンターに陽は昇らない。

作者以蔵

単調な毎日に嫌気が差して店を閉めようと思った事がある。


『でも、幸せな事なのかもね。同じ様な毎日を迎えられるのって。』


そんな、酔っ払いの一言で店を続けようと思った。