全ての始まりは…
高校一年生の春。
優月(ユヅキ)は最初で最後の恋をした。
相手は夜空に散りばめられた
星のようにキラキラ輝く
笑顔を持つ男の子。
神様の気まぐれか、
それともわざとだったのか、
同じ七夕の日に生まれた二人。
運命や永遠なんて
本当にあるのだろうか?
と、本気で考えた。
出会って、恋をして、
嫉妬して、ケンカして、
仲直りしては、裏切られ…
そして別れた。
―ねぇ、星(セイ)?
願いが叶うなら今あなたは
何を願いますか?―
涙なしでは語れない恋愛物語…
これを読んだらあなたも
大切な人の大事さを改めて
知ることができるのでは
ないでしょうか?