由宇
それぞれの思い、それぞれの音色
なにか言葉では言い表わせない魅力がある作品でした。
登場人物の言動や行動を通して、作者が伝えたかったことが表現されていました。
お互いを思う気持ちや、自分の願望、そしてプライド。そんなものが混ざりあってしまい、なかなか交わらなかった春と秋の音色がようやく一緒になったとき、本当に感動してしまいました。
あと最後の、春那、秋留、美南、悟の4人が再会したシーンが一番好きです。
美南の四季が表現された絵をこの目で見てみたいなって思いました。
登場人物、それぞれが味を出していて本当にいい作品でした。読んで本当によかったです。