いまでも覚えてる



包み込むような、

あの青の優しさ



優しく降り注ぐ、

雨の温かさ



風のささやき



いのちの声




彼女はすべてを愛していた




「この世界は優しいもので溢れてる」




目を向けて、耳を傾け、

肌で感じてた




「この世に生きてないものなんて、

何一つないんだよ」




彼女は笑う




「“生きてる”」






2008 9.2~START




※実話を元にしたフィクションです

団体名、人物名、地名などは架空のもので

実在するものとは一切関係ありません