それでもキミが好きなんです。

作者一宮未咲

笑うということを忘れた女の子と
Androidとしてこの世に生まれた男の子

そんな2人のお話。

ファンタジーなかんじですかね?

流星群が流れる時オレは死にもう一度この世に生まれ、キミの感情は死んだ。

感情をなくし、ロボットのような悲しい哀しいキミ


「S1126お前は感情を持つことを許されていない」


≪政府に楯突くのなら、ものも言えぬスクラップにしてやろう≫


オレは感情を持つことも許されないただのAndroid。


政府から脱獄した俺は、光を奪われ絶望で目の前が真っ暗になったとき、キミという一筋の光を見つけた


だけど、

今度の政府の狙いは俺が人間として生きていたころの恋人の命だった。


オレはAndroidそれでも・・・


【コワレテモボクハキミノソバニイルヨ】



  キミが要らないと言うまで。


『ボクはコワレテモキミのソバにイルよ?」


「どうしてそこまでするの?あんた、ただのAndroidでしよ?」


 『・・・それでもキミが好きなんです。』