「僕のママは花を身籠ったんだ」「その薬、真っ赤だね。どんな味なの?」「とても苦いわ。嘘、優しい終わりの味よ」「さあ。ここに跪くんだ」「今日は君の好きなレモンジャムを作ろう」「あいつの頭はイカれてる」「同じことをする?」「同じことをしよう」「彼は良く出来た人間さ。お前には勿体ない」「あなたが愛しい」「助けて」「赤は、とても安心する」「所詮お前も女って事さ」「右足はどこ?」「心を無くした魚は、どこに帰るんだろう」「秋が来たらみんな忘れるのよ」「こんな事が赦されると思っているのか?」「このままでいたい」「私の呼吸、正しい?」「正しいよ」「どのくらい?」「救いようのないくらい」「あの部屋のシーツは真っ白だ」「でもカーテンは黄ばんでいる」「尊厳なんてものは持つべき者が決まっているんだ」「嘘みたいね」「デイジー、ガーベラ、バラ、カスミソウ」「助けて」「そうだね。君はとても綺麗だよ」「助けて」「生まれ変わるみたいだ」「怖がり」「もっと言葉を。それから場所を」「ください。どうか」「汚い」