『プリシラさん。あなたの運命の王子様はすでにこの世にはいません』
プリシラがその事実を天使に聞かされたのは、嫌いな相手との強制的な見合いから逃げ出し、馬車に轢かれる直前だった。
本来ならここで運命の王子様に救われるはずが運命の王子様が現れない!
失った運命の出会いを取り戻すため、天使の力を借り運命の王子様を助けに過去へ飛んだプリシラだったが、運命の彼は人々を脅かし勇者に退治される予定の魔族だったことが判明。
プリシラは、なんとか運命の王子様を更生させ守り抜くことを決意するが、人間不信な魔族の少年ルカは、生意気なうえ、なかなか心を開いてくれなくて……
※カクヨムと小説家になろうでも掲載している小説の改稿版です。
ファンタジー
- #年下
- #異世界
- #年の差
- #ラブコメ
- #運命の王子様
- #初恋