ヒロインは最近事務所に所属したばかりの新人声優。
ある日、事務所を通してあるアニメの収録現場の見学をしていた。そこでは養成所時代の同期で現在も親しくしている山森がチョイ役としての収録をしており、そして、声優を目指すキッカケとなった大好きな声優・清水がスタッフと廊下で雑談をしている。
山森は、清水に声をかけるようヒロインにすすめるが恥ずかしくてそれはできない。
すると清水の方から2人に声をかけてくる。何と清水は養成所時代に2人に会った事を覚えていた。それどころかヒロインを気にかけていた事を伝え、ヒロインに好意を寄せる山森は焦りを覚えその場を去る。
清水は去って行くヒロインを引き留め「俺に会いにおいで」と囁き、ヒロインは今日の事は夢だったのでは?と夢心地。山森の葛藤の日々が幕を開けた。