庶民のミーナは、十六歳の年頃にもかかわらず家事スキルが壊滅的で浮いた話が全くなかった。そんな彼女が生まれ変わりをしたと気づいたのは、弟の怪我の治療で魔導を見たときだ。
大魔導士だった前世の記憶がよみがえり、現世でも資質があったので、同じ道を目指すことにした。実はミーナには目的があった。前世での弟子マルクを探すことだ。師匠として最低だったと現世で反省したミーナは彼に謝りたかったのだ。死んでから三十年経っていたが、同じ魔導士ならば探しやすいと考え、魔導学校の入学試験を受け、無事に合格した。ところが、校長室にミーナは呼び出されて試験結果について問い質されることになる。
そこで弟子と再会するが、彼はミーナが師匠だと信じてくれなかった。
「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」
なんですってー!?
恋愛に疎くて鈍感な最強大魔導士と、そんな彼女に執着して離したくない元弟子との、ちょっと変わった恋愛話。
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