遥か昔、神が種族を創り出し
生み出された6柱の神によって
それぞれの守護する一族の
国を管理するように命じる。
その1人である人魚の国
セイレーンを加護する海の神は
恋人の人魚エルヴェを亡くし
「エルヴェが生まれ変わっても分かるように
エルヴェの魂をわたしの愛し子とする」と
言い残し、100年間の眠りにつく。
100年後
セイレーン王国の姫である
パールヴェレはセイレーンの恋人の
髪色を持つことを理由に
「神の愛し子」「聖姫」として
崇められていた。
自分が神の愛し子のはずがないと思っていた
パールヴェレだが、婚約者に婚約破棄され
泣いていたところに神であるはずの
セイレーンが現れる
「エルヴェ…会いたかった…。」
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