自らの容姿に酷い劣等感を抱く「進藤(しんどう)カンナ」にとって、世界の全ては自分にとって敵意を持つものだった。
だが、そんな日々の中である日、トラブルを助けてくれた「山浅一樹(やまあさ かずき)」と言う男性に恋愛感情を抱くようになる。
だが、子供の頃から愛情に乏しい生活を送ってきたカンナにとっての愛情表現はおよそ歪んだ物で、一樹に対するカンナのアプローチは常軌を逸した形だったため、一樹とその妹「美空(みく)」からストーカーとして恐怖心を抱かれるようになる。
そんな中、自宅前で様子をうかがっているところを美空と一樹に見られたカンナは、動揺のあまり逃げようとした所を立ち塞がった美空にぶつかり、二人とも階段を転げ落ちてしまう…