14歳で結婚したディアナ。
夫となったのは、18歳のアクスウィス公爵家の嫡男フィルベルド。
しかし、一度お会いしただけで彼は一緒に住めないといい、その日からお会いすることは無かった。
そして、ディアナが20歳になった時、夫であるフィルベルドと夜会で再会することになった。
しかし、フィルベルドは現れず、バルコニーでハンカチを落として拾おうとすると、知らない騎士に自殺未遂の疑いをかけられる。
そして、夫に会えなくて離縁を決意すると、屋敷が全焼してしまった。
そんな中で自殺未遂の疑いをかけた男性がディアナを探しており、彼は「夫は俺だ！」と、とんでもない告白をして来た。
「君は最愛の妻だ！」
「一体いつから！？」
離縁を決意した妻と溺愛したい夫のおかしなじれじれ夫婦の話です。
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