ある日会った事も話したこともない王子から、手紙が届いたミーシャ。
『麗しのミーシャ令嬢 18歳のお誕生日、おめでとうございます。僕はあなたの犬の散歩をして手に付いたうんちをドレスで拭く姿にひとめ惚れしました。つきましては結婚を申し込みます。』
ミーシャが何よりも大切にしている犬のもちを手厚く受け入れてくれる、とも書き記された手紙に、結婚を承諾したミーシャ。
しかし、いざ一緒に住んでみると、王子はそっけない。と思ったら、あ、もじもじ恥ずかしがっていただけでした。この王子、裏では執事のじいやに泣きついてる・・・。
そんな少し残念で弱虫な王子を可愛く思い始めたミーシャ。王子に好きだと伝えても、王子は信じてくれない。え、女性不信? 過去に女性に騙されまくった? ・・・可哀想。
「信じてほしいなら、これをして。あれをして。」王子の要求は日に日に増すばかり。
ついに堪忍袋の緒が切れたミーシャは、海に飛び込み王子に見つからないようにのどかな村で隠居生活を始める。
しかしそんなのどかな暮らしも王子に見つかり、強制的に城に連れ戻される。
城に監禁されたミーシャ。王子は今度は「愛してると言ってくれ。」と言い出す。一体どういう風の吹き回し? 信じないんじゃなかったの?
Special thanks
表紙作成:亮様 様
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