「君をひとりぼっちでこんな危ないところへ置いていくことなんて出来ない。」
「俺も家ではいつもひとりだったよ。俺達、似た者同士だね。」
「凌の事・・・好きになってもいいの?」
「俺も伊織が好き。最初から好きだった。」
「・・・凌・・・凌・・・離れたくないよ・・・」
❄❄❄
私と凌は粉雪舞う白い世界で手を繋いで歩いていた。
ふたりきりで、笑い合いながら
どこまでも、どこまでも、歩いていた。
❄❄❄
孤独だった伊織と凌の切ないピュアラブストーリー
※※※
新宿歌舞伎町のリラクゼーションサロンでセラピストとして働く田山伊織は、ある冬の寒空の下で影山凌と出会う。
ふたりはお互い惹かれ合うけれど、伊織のある事情のため、凌は友達以上恋人未満の関係でいることを約束する。
手を繋ぐことでしかお互いの想いを伝えあえないふたり。
そしてやっと想いが通じ合うも、離れ離れになってしまう。
伊織と凌の恋の行く末は粉雪だけが知っているのだった・・・。
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