友人の結婚式に参加するため、三年ぶりに地元に帰ってきた〝私〟。
二次会のパーティー会場で流れていた曲を聴いて、五年前に別れた〝あいつ〟のことを思い出してしまった。
「お互い、二十七になっても独り身だったら、そのときは結婚するか」
それは別れるときに〝あいつ〟に言われた言葉だ。
その日の夜、〝私〟は偶然再会した〝あいつ〟に、「一緒に海に行こう」と誘われるが、〝私〟にはプロポーズをされたばかりの婚約者がいて……。
過去と現在を巡る、真夏の恋物語。
オトナLOVE
- #大人
- #切ない
- #純愛
- #短編
- #夏
- #終わってしまった恋
- #湘南
- #ショートストーリー