冬の近づく秋の森を舞台にした、西部劇な掌編。指名手配されて逃避行中の男二人が、焚き木を囲みながらクリスマスのことを考えます。

※カクヨムなどにも掲載しています。

 だが同時にそれは、どこか自己犠牲的で綺麗なものを含んだ理屈であるように思えたので、アルヴィンは本当に少しだけ救われた気がした。




お菓子の家