年々増加する高齢者。
この世に生を受け、遊び、学び、働き、男女の恋愛、結婚、出産、子育て、全てのライフステージを経験してきた大先輩達。しかし、老いには勝てず、病気、認知症、独居、色んな諸事情で、仕方なく老人施設に入る人もいれば、家族に迷惑をかけたくないと思い、自ら施設入所する方もいる。
老人施設は、ほとんどの入所者にとっては"終の棲家"になる訳だ。
人生を終えるに当たって、生きてきて良かった、此処で最後を迎えられて良かったと思ってもらえるようなサービスが理想で夢であった。
実際は闇だらけ。
生活の為に仕方無く、老人の面倒を観てやっているという意識の職員ばかり。
日頃のストレス発散に夜勤に虐待。
職員からのいじめを苦に、自ら絶食、憔悴し自殺。
職員のミスによる過失による利用者の死亡原因の隠蔽。
亡くなられた利用者家族からの多額のお金を受け取り、ニヤつく施設長。
お金があるか無いかで差がつく利用者への対応。
リアルを直視し過ぎて私は心を病んでしまった。