“――おかしいおかしいって、思ってた。でも、それを曖昧にしていたのは、他でもない私だ”
招待された宮廷茶会と、明らかになる藤原家の秘密。
「今の、この状況を理解できていないのは。……私だけ。なんですね……」
そして小さな綻びが、ヨシタカと鈴木が守っていた隠し事を暴いてしまった時、露葉はとうとう――……
昭和から平成へと移り変わる時代の中、世界から弾き出されていた一人の異端児が、あたたかい場所で無意識に考えずにいた真実を突きつけられる。時を駆けるファンタジックミステリー、四幕。
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