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ぽんた
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専門:恋愛/BL/怖話 ect...
読み8割書き2割、不定期掲載
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古本屋で一目惚れしたおじさんは、私を少しも知らない。
古本屋の外から。
下校途中の古本屋。 錆びた焦茶の煉瓦に、店頭に並ぶ沢山の本。 そして、店の奥に腰をかける白髪の上品なおじさん。 新作の本よりも奥のおじさんに目が行くのは、もう慣れた。 少し伸びた綺麗な白髪を束ねてコーヒーを飲む姿は、一目惚れ。 度が入った銀縁眼鏡が温かいコーヒーで曇るところも、愛らしい。 古本屋によるこの時間は、高三の私にとってとても貴重。 あの人を見ることが私の生きがい。私の楽しみ。 でもあの人は、私を知らない。
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恋愛
#魅せるプロローグ
#年の差
#純愛
完結 1ページ
201字