▽魔法のiらんど大賞について
魔法のiらんど小説大賞の結果が発表され、拙作「君の隣で歌いたい」は残念ながら最終選考落ちとなってしまいました。
Twitterの企画で魔法のiらんどさんに反応を頂けて、嬉しくなってアカウントを作って、コンテストに向けて一心不乱に書いた、思い出になった夏でした。
大賞の結果だけを見ると、やはり有名な商業作家様が評価されていて、確かな実力と実績で選ばれているのだと実感しました。個人的には青春枠少なッ!とは思いましたが、これも流行に合わせた結果なのだと思います。
正直に言うと自作は公開からなにもリアクションがなく、公開する意味あるのかと思うほどの、ほぼ死に体の状態でありました。
どんな場面のなにが良いのか分からずになぜかPVだけは回り続け、時折頂けるスタンプに心を救われ、選考に残ったと思ったら、どこが悪いのか分からずに落とされた。そんな感じです。それでは受賞できなくて当然ですよね。ただ、私と同じ境遇の方、多いんじゃないかなとは思います。
なので今回の魔法のiらんど大賞の選評サービスはとてもありがたいです。なにが良くてなにが悪かったのか。読者の反応が薄い、つまり心を動かせない理由はどこにあるのか。分かればいいなと思います。
ともあれいい経験になりました。今後も勉強させていただきます。編集部ならびに選考委員の皆様、まことにありがとうございました。
(最終落ちのレッテルが貼られた「君の隣で歌いたい」ですが、しばらくそのまま残しておくつもりです。ただ思い入れがあるので、気が向いたら改稿してどこかの公募に再チャレンジしようかなとも思っています。)
▽和風あやかしコンテストについて
本日「鼬の王は影に舞う」を完結させることができました。初挑戦のあやかしものだったのですが、趣味の限界集落伝奇寄りです。
ふと思ったのですが、キャラ文界隈ではあやかしの世界をかくり世、人間の世界をうつし世と表現するのはほぼルール化されているのですかね。
キャラ文関連はまだまだ勉強中で、あやかしと聞くとどちらかというと名前のない未知の世界を表現するようなホラーの作法をとってしまうため、他の応募作品を見るとほぼかくり世うつし世パターンで焦りました。普段からホラー書きなものでつい。もう完結したので今後に活かします……。
和風あやかしコンテスト、〆切まで二日あるので、その間にキャラ文に寄せたタイトルに変更するか悩みたいと思います。変えるとしたら「あやかし島のいたちの子」とかかなあ。
長くなってしまいました。それではまた。
hiraku