花琳(ファリン)は元貴族の娘。今は道士游桜綾(ユウヨウリン)に保護され、弟子として生活していた。
ある日そこへ一人の青年・哉藍(セイラン)が現れ、後宮に現れる亡霊を祓ってほしいと依頼する。
折しも皇帝が病に伏し、皇太子は将来の皇后となるべき妃を選ぶため、後宮に女性を集めている時期。そこに候補の一人として紛れ込んだ花琳と桜綾は、過去から続く陰謀に巻き込まれていく。
行方不明の異母兄、出自による秘められた不思議な力、そして哉藍との恋に振り回されながら、花琳が掴む真実とは――?
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