私、気がついたら子どもでした。気がついたら知らぬ両親がいました。新しい家族がいきなりできた?いえいえ、もっと言いますと、気がついたら異世界でした。
“こちら”はどうやら、江戸時代の日本によく似ているみたいです。
ただ、それも似ているだけ、という話なのですが。「邪魔するぜ」来た。江戸時代観をぶっ壊して下さる存在です。私はここで、ただ三味線が弾ければそれでよいのです、が。
江戸のような、ないような。人のような、ないような。鬼のような、ないような。日常のような、ないような。 そんなそんな、お話です。
「和風あやかし」のコンテストにひかれて、こちらでは初投稿します。
別の執筆サイトで掲載していた作品をこちらに移動しました。