大手美容製品会社の苦情専門コールセンターで働く美幸は代わり映えのしない毎日を過ごしていた。
そんなある日、いつもなら通ることのない路地裏で『占い コノ先 二階』という手書きの看板を目にする。
好奇心に駆られて古びたアパートの一室に足を踏み入れると、なんでも屋をしている幸雄という青年がいた。
幸雄は金髪混じりの目の覚めるような美しい青年で、様々な女性を虜にしてしまうだけではなく、直感が鋭く人の心理を見抜く能力に長けている。
美幸は過去の一部の記憶を失っている上に奇妙な癖を持っていたが、その癖は18歳の時に体験した親友の薫にまつわる出来事が原因で身についたものだった。
幸雄は美幸の中に潜む闇を見抜き、ペンジュラムという道具を使いながら問題の解決に挑む。
美幸は高校生の時の過去と現在を行き来しながら内なる闇と向き合う中で、幸雄と親密になるにつれて何者かに執拗な嫌がらせを受けるようになる。
美幸と幸雄は苦難を乗り越えて、互いを強く求めるようになるが、美幸が最後に下した意外な決断とは?
オトナLOVE
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