リスペクトと居座り
こんにちは。
週末は頭痛さえなければ、小説を読む枠のツイキャスを聞いて参加をしているのですが。
前にも書いたと思いますが、私は文字を読むのが本当に遅い!
「はいはいー、みんな(小説のURL)開いてー、みんなで読みますよー」の言葉に素直に開いて読むのですが、みんなが読み終わっても私は大体半分も読めていない。
先日読書速度を計るサイトがあって、やってみたのですがタートル級でした……亀って……
ですよねー、と自覚しているのでいいのですが。
1分間に309文字というのが私の速度らしいです。
しかも物を書く時も読むときもそうなのだけれど、ほぼ無音でないとダメなんです(わがまま……)
それか環境音。
誰かがしゃべっている状態を聞かないといけない状況は絶対に読書が出来ない。
だから今日は、もう途中のツイキャスは聞かなくていいと思って、イヤホンを外してとにかく内容を把握できるギリギリの速度で、急いで読んだのですが。それでなんとか感想に間に合う状態。
普段、物語の内容が分かればいいや、というよりも、すっごい色んな情景とか、言葉の間を考えてしまうから時間がかかってしまう……という事は自分でも分かっているのです。
今日は特急で読んで、内容は何とか分かったのですが、やっぱり読後感が薄いと言うか。
あー、物語の世界に行ってきたーーー!という感じが少なくて、やっぱり私はたっぷり時間をかけて読むしかないんでしょうね。
読むのが早いだけで、いろんな物語を読むことができる。
読まなくても余った時間で、違う何かをすることができる。
それってすごいスキルですよね。
いいなぁと思うのですが、私には身に付く気がしない。残念。
だって物語を読む側もその時間を用意して読んでいるのだけれど、書く側はその何百倍もの時間をかけて書いている。
どんな作家だって、ちょちょいのちょいでは無い。
そりゃ曲だと「降りて来た」的な場合があってそれがヒット曲だって話はあるあるですが、小説ともなると書きたいシーンが「降りて来る」事はたくさんありますが、そこまでつながないといけない。
書くのが邪魔くさいシーンの連続の後に、ほんの少しの書きたいシーンがあるものです。
しかも設定や時間系列が破たんしないように、構築しないといけない。
「良いこと考えた♪」では終わらないのが小説です。
みんな絶対に「産みの苦しみ」と向き合って作品が出来上がる。
人気があろうが埋もれようが関係ない。
そう思うと流し読みは出来ないのです。
みんな向き合って書いているものだから。
(読むのが遅いのはただ単に私の能力不足の問題ですが)
最近なろう以外にも作品をアップするようになって、びっくりしたのがサイトのトップ画面の「完結した作品欄」に居続ける作品がある事。
なろうはそれはシステム的に、一度きりしか表示されないようになっています。
なので、なろうでも昔は有ったんでしょうね。
でも私が使いだした頃にはもう無かった。
だから、はじめそういう人がいるという事を知って驚きました。
まだ年端もいかない子供なら、まだ世の中や人の気持ちをまだ学べていないだろうから仕方がない面があるかなぁ、と思うけれど、きっと大人がっている。
自分だけが壮大な産みの苦しみを乗り越えて、作品を完結させたと思っているのだろうかと。
誰だって等しく、人に読んでほしい。その為に書いているのだから。
自分が再編集を繰り返してトップ画面に居続けるという事は、誰かを押しのけ誰かのチャンスを奪う事なのに。
アーティストって、ある面ではある程度、どこかが破たんしている事が求められる職業なのかもしれないし、それが許される職業でもあります。でもそれはお金を生み出してくれるアーティストだから、許容してもらえる。
実際は一緒に仕事をしたい人、仕事を一緒にしてスムーズかつ、気持ちがいい人と仕事がしたいというのが本音です。
そして絵画や彫刻、歌、ダンスなどのアーティストとは違い言葉を媒体とする作家は破たんよりも理性が必要なカテゴリです。
なぜなら人の心や世の中の仕組みを理解しないと、破天荒な作品を書くにしても、それが伝わらないから。
私の個人的な意見ですが……
ちょっとね、家族とか友達に私の作品にレビューしてとお願いしたりするのは、ギリ有りだと思うんですよ。組織ぐるみじゃないなら。良さを気が付いていない人に、違う視点から語られた言葉で良さに気が付いてもらう行為だから。
ただ単に居座る事で、同じような文章を書いている人や、チャンスを失ってしまった作品に出合えなかった人たちに敬意がない。
他のサイトを覗くようになって世界が広がったなぁ~と喜んでいたのだけれど、唯一残念だった事がそれでした。
どんなに人気がある作品でも、人の作品を押しのけることはしてはいけない、想像力が足りないと私は思います。
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コメント
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- y.kato-channel
本を読むのが遅いのは、
自分も同じですが、
それは、それとして
受け止めて、
特に苦にならないかな?
自分の場合は、
ブログだけで、
物語は、もう
書いてないから、
わからないけど。
物語を書くのは、確かに
大変ですね。