「不完全」な天使 完結記念!裏話的なお羽無(はなし)
こんにちは、紅空です。
「不完全」な天使、完結!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
まだおまけを残していますが、
別視点だったり、もしものお話なだけなので、完結でしょう!
本編はまごうことなき、完結です!
やったあ!
完結したのとか久しぶりすぎて、
完結したあともそこまで矛盾を感じないのはほぼ初では???って感じです(笑)
いつもは、完結したとしても矛盾が…って書き直し始めるので、
永遠に終わらない\(^o^)/
という感じです(笑)
納得のいくまで書きますので!←
はい、それはそれとして。
完結記念にブログを書こうと思って、
「不完全」な天使って何きっかけで書き始めたっけ…?と
思い返してみたのですが、思い出せず…
たぶん、いじめがテーマの漫画とかを読んだのがきっかけだった気もしますし、違う気もします。
忘れました(笑)
そのくらいなので、完結したのはある意味奇跡!
浮かんだのは多分高校生くらい。
本当に断片的にしか決まっておらず、
始まりも終わりもふわふわだったんですよね。
片翼しか持たない天使を書きたかった気がする……
まず、ツバサについて。
彼女はもちろん主人公なので、ある程度決まっていました。
片翼しか持たず、混血で、能力は持たないけれどめちゃ強い、みたいな。
幼馴染(蒼龍)に勝てなくてムカつく、みたいな。
そんな感じで、気の強い系女子でした。
書いてて思い出しましたけど、蒼龍幼馴染設定でした(忘れてた)
そして、狭間の悪魔は最初から登場する予定のキャラでした。
けれど、ツバサに憑依する予定はあっても、
そんな大親友になるまでは想定していなかったです。
恋仲にすることも一瞬考えましたが、
男女だからってなんでもかんでもくっつける必要はないよな、と。
そして、運命の出会いって恋愛だけじゃなくてもいいよな、と。
そう思った結果、大親友になりました。
唯一無二の親友で、運命共同体となりました。
本当は、ツバサはあの路地裏の子供たちともっと絡む予定だったのですが、
まとまらなさそうだったので、やめました(笑)
あそこを書こうと思ったら、完結したのはもっと先でしたね。
だって、浮かびそうで何も浮かんでいなかったから(笑)
そして、先輩と彼ですが、
彼らも浮かんですらおらず、書いているうちに現れました(笑)
この二人の名前はあえてつけませんでした。
深い理由があるとかではないですが、なんとなくつけたら野暮な気がしてつけなかっただけです(笑)
本当はあまり恋愛系に進める予定的なモノはなかったんですけど、
ツバサは幸せにならなければダメだ!という親心(?)が働いてこうなりました。
先輩を転生させるというある意味暴挙(笑)
先輩を転生させて、彼にしたのは恋愛に持っていくためです←
それはそれとして、波長が合う人っていると思っていて、
ツバサにとってそれが先輩で、
その先輩の生まれ変わりだから、彼を受け入れることは難しくなかった。
そうして、彼女は幸せになりました。
約束を守ったからですね!良い子!
ツバサの両親についてですが、名前は完全に後付けです(笑)
最初の頃から存在はしていて、詳細はあまり決めていませんでしたね。
徐々に決まっていきましたが。
本当は父親との再会の予定はなかったんです。
むしろお墓を前に再会、みたいな。
でも、結構それってその後が難しい気がして、
なんなら墓を見つけるのも難しい気がして。
ここはかなり悩みましたね。
書きながらも、会わせるかどうか。
結果、会わせました。
認知症ということにして、会ったとも言えない出会い。
父親は母親だけを想っている。
残酷だな~と思いつつ、会わせて良かったかな、と個人的には思います。
異母兄弟とも。
同じ名前でありながら、正反対の境遇。
愛し合った男女の間に生まれたけれど愛されなかった子供と、
愛し合った男女の間に生まれたわけではないけれど愛された子供。
その差を感じることで、諦められた。
結果、それがツバサの過去への決別のひとつになったので。
ある種の救いとなったのです。
次に、蒼龍と蒼天ですが。
蒼天は、あとから確立しました。
元はあまり浮かんでいなかったです(笑)
蒼龍にとっては良い親でも、ツバサにとっては最低な親となりました。
ちなみに、炎天ですが、彼女も割と後から生まれました。
本当は炎天視点のおまけを書こうと思ったのですが、
あまりまとまらなかったのと、そこまで他視点いるかな?と思って要らない気がしたので諦めました(笑)
要望があれば書くかもですが、みなさんの想像にお任せしますw
ツバサが蒼龍にこれまでの努力を踏み躙られるところは変わってないですね。
一番変わったのは終わりのところ。
始めはツバサと蒼龍は仲直り、和解する予定で、
なんなら蒼龍と恋仲になって、めでたしめでたしみたいなのを想像していたんです。
先も言った通り幼馴染予定だったので、その予定だったのでしょう。
幼馴染に恋するあるあるですね←
まあ、ハッピーエンド好きの、まだまだ綺麗なモノだけが大好きだったある意味中高生らしい思考だったと思います。
ただ、いろんな作品に触れていく中で、ハッピーエンドの形は一つじゃないと思うようになりました。
なので、ツバサの視点ではハピエンですが、蒼龍たちからすればバドエンです。
今後も、他の視点ならとか、解釈次第でのハピエンは私の作品ではあります。
まあ、そんな感じで様々な作品や人から影響を受けていって、
ふと許すか許さないかって本人が決めることだよなって。
謝罪したら許さなければならない風潮ってどうなの?みたいな話を
漫画か小説かで読んで、確かにそうだよなって思ったのを覚えています。
だって、謝ったから許さなければならないって、最早脅迫観念ですよね。
だから、ツバサは蒼龍を、蒼天たち天使を許さないことにしました。
いきなり許さない!としたよりかは、ちょっとは互いに歩み寄って、完全に許さなくても
まあ、昔のことだし、長い時間をかけて許していく。
みたいな流れにしようかなと考えた時期もあったはずです(うろ覚え)
けれど、自分の中で納得がいかなかったんでしょうねえ。
筆が動かなかったのはきっとそういうことだと思います。
あまり書かずに長らく眠っていたんですが、あるとき目が覚めましたね(笑)
ふと浮かんだ言葉をメモっているときがあって、
あとで見返したときに、使えるのでは?ってなって筆が進むときもあります。
今回はまさにそれだと思います。
狭間の悪魔と出会うシーンと
ツバサが天界で天使たちに蔑ろにされ続けて嘆くシーンは
ずっとありましたし、そこは変わってないですけどね。
そうして出来上がりました。
「不完全」な天使
片翼しかもたず、能力を持たない、不完全さ。
それはツバサのせいではないけれど、ツバサが悪いように扱われる。
そんな日々に逃げなかった強さ、
逃げられなかった弱さ。
そして、死より先に逃げることを選んだツバサ。
それは強さなのか、弱さなのか。
私は強さだと思います。
まあ、そこまで崇高なものでもないですけれど、
嫌なことがあったとき、心が折れたとき、
死という道じゃない”逃げ”を選んでほしいなと思います。
嫌なことしてくる人って一定数いますし、
私もされたことありますし、自分の中で解決したものも、してないものもあります。
謝罪されていないものは絶許の精神です←
まあ、ある意味死って一番の救いの道だとも思ったり。
全否定するのも違うと思っていますので、
なんならそういう作品書きますし!!←
ただ、全然推奨するものではないです。
私個人としては100歳とかまで長生きする気は全くないですが、死に急ぎたいとは思わなくなりました。
まあ、死にたくなったこと、ありますけどね。
中学生のときが一番しんどかった気がします。
今はまあ、生きててよかったなあとまでは思わなくても、
楽しいと思いながら日々を生きています。
あの嫌な時期がある意味、私に人間関係のなんたるかを教えてくれた気がします。
あの時期があったからこそ、今周囲の人とうまくいっているかな、と。
なんだこの話(笑)
要するに許す許さないはあなた自身が決めること!
そして、許されなかったとしても、許されないことをしたあなたが悪い!ということ!
許されたないなら死ぬ気で謝れ!的な!!
謝罪をして初めて、許される権利を得るのかな、と。
人間関係は難しいってこと!(笑)
まあ、一番は嫌なことなのだから忘れちゃえって話です(笑)
ツバサもすぐには忘れられませんでしたが、
嫌なこと(蒼龍たち)と決別することで、
彼女は少しだけ前を向けました。
時間が少しだけ彼女の傷を癒しました。
そういうものだと思います。
時間はかかったけれど、ツバサが幸せになれたのは、
一番は忘れたことかなと思います。
時間が解決することもあります。
周りが助けてくれることもあります。
なので、死は本当に最後の最後の手段にするといいんじゃないかなと私は思います。
私は割と時間の解決に任せることが多いです(笑)
まあ、こういうことが伝われっていう想いで書いているというほどではないです。
書きたいものを書いているだけなので、ふーん、くらいで(笑)
ちょっとでも響いてくれたら、
何よりちょっとでも面白いと思ってくれたら、
それだけで十分です。
では、また長くなりましたが、今回はここまで。
次回作は11/1から週1で2章分更新です!
次回作はそれこそ、小学生の頃からずっと書いているガチ処女作!
はちゃめちゃに長いですが、どうぞお付き合いください(笑)
次回作が始まったころにまた会いましょう( ˘ω˘)
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