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頭飴

あたまあめ

甘いのも辛いのも苦いのもと、色々とバリエーション豊かな小説を書いていこうと思います。

久々の更新

 みなさんこんばんは、あるいは、こんにちは。

 ブログ記事の更新が半年振り、作品の投稿はなんと振り返ると1年振りでした。
 時間の流れが早い。自分だけ周りと違い1.2倍速くらいで体感時間が進んでいるのでないかと錯覚してしまいます。
 本当はタイトに、ブログは月1更新、作品投稿も3ヶ月に1本は! って思うだけ思ってます。けれども現実という物理的法則下の前では全てが理想として散っています。
 まあ、無理をせずに粛々と読書&妄想&小説書きをしていこうとは思います。
 社会人は読書する時間すら確保が難しいので歯がゆい次第です。


 新しい作品である「教育者たちの放課後」も無事?に執筆&投稿が完了したので、この作品の話をポツポツとしておこうと思います。書こうと思った理由や裏話的な小話でも書いていきます。

 まずは、書こうと思った経緯……というほどでもないですが、きっかけの話を。
 平日の仕事終わり、20時か21時くらいに最寄り駅に着いた日がありました。残業をしていて疲れたーって気持ちで駅から出て周囲を見たら、制服姿の高校生が何人もいて驚きました。駅の近くには塾が乱立しているので、その塾帰りだろうと察しました。平日で、明日も学校があるのにこんな時間まで勉強してこれから帰りなんて……。まさにサラリーマン、サラリーウーマン並みの活動時間。高校生の頃からこんなに自由時間がないなんて、ってぼんやり思いました。
 そして、これを題材に、テーマに取り組んで小説にしようと思いました。
 結果的には作品のメイン話ではなく、部分的に取り入れただけではありますが。

 作家の三浦しをんさんがこんな話しを書きたいって思う時には2種類あるとおっしゃっていました。
 ・登場人物の会話、シチュエーションなどが思い浮かんでいる。
 ・登場人物に関しては曖昧で「ある感情」だったり作品の雰囲気や主題のようなものが浮かんでいる。

 自身は前者のシチュエーション、場面が浮かんでくるタイプです。場面を小説化するために人物やら背景やらを肉付けしていきます。
 今回の「教育者たちの午後」では高校生が塾帰りで夜遅く帰っているというのを会話の中で取り入れようと思いました。
 生徒の話をするなら先生を登場人物に、でも学校の先生と先生の話では新鮮さがないな、一捻りして塾の先生と学校の先生の会話にしてみよう……、こんな感じで話の構成を広めました。

 おおまかなプロットを話の終わりまで箇条書きベースでまとめ、いざ執筆! となりましたが完成まで結構かかりました。今年の年明けに半分近くは書いたのにそのまま3、4ヶ月近くも放置していました。本当なら年明けの1月中に完成させたかったのに。
 終わりまで話の展開は考えているのに描写、執筆に時間がかかり集中力とモチベが……というわけです。
 いつまでも未完にするな! と言う内心の声に、悪態をつきながらも重くなった腰を上げて完成させました。

 話の構成段階では、
・塾講師と教師の匂わせBL系の話。これから始まるかもしれない?ぐらいで終わる話
にしようという想いがありました。
 既に読まれた方はご存知でしょう。作品はブロマンス系でもなく恋愛のれの字どころか、やおいのやの字も出ていないことに!

 書いていく中で変な理性的なセーブがかかってしまい、匂わせ系に持っていけなかった所存です。
 本当は生々しく、意地汚く、淫らな欲望を剥き出しにまでしたかったのですが……力不足でした。

「長谷部先生、待って下さい。駄目です」
「名前で呼んで下さい。先生って言われると意識するじゃないですか」
とか
「……明さん。少し早すぎじゃないですか?」
 白濁した体液を人差し指と中指で長谷部先生は広げた。唇を上げ微笑と共にそれをこちらに見せつける。

 ……なんて展開まで、妄想するだけ妄想しました。
 けれどもそこまで広げていくバイタリティがなかったので、当作品は健全な全年齢向けの内容にて収束しました。


 とまあ、ハレンチな小話はこれくらいで。

 次はどんな話を書こうかまだ決めてませんが、作品の投稿と同時にブロクの更新も行おうとは思います。
 目標は年内にて。短編でも1つは書こうと思います。

 どうぞみなさま、ご自愛ください。

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