エスカレーター式に通う桜本空音(13)は、特定の人しか話せない場面緘黙症。
親友の蓮川ほまれは、空音に友だちが増えて欲しいと思い、幼なじみの稲月壮樹に相談する。
壮樹が「だったら俺が友だちになる」と言い、空音に近づくが空音はより場面緘黙所が強くなる。
空音は、壮樹のことが好きだから意識し過ぎてしまうからだ。
ゆっくり友だちになろうと壮樹が言い空音はうなずく。
空音はほまれに「(壮樹と)仲良くなれたらいいな」と頬を赤らめて言う。
その言葉や表情にほまれはなぜかもやもやし、「壮ちゃんと仲良くしないで」と空音にきつく言う。
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