25歳になった年の暮れ。ヒロインは、久しぶりの帰省で高校の同窓会に赴く。
再会したのは、小学校からの幼馴染・颯斗と、部活の元キャプテン・光琉。
いつも仲のいい3人だったけれど、その関係性は少しだけ変わろうとしていた――
■橘 颯斗(たちばな はやと) 25歳
ヒロインの幼馴染。小中高と同じ学校に通っていたが、高校卒業後に留学したことからやや疎遠に。
光琉とは中学時代、ライバル同士であったが、同じ高校に入学したことで良きチームメイト・友人になった。
こうと決めたら突っ走る性格だが、本当に大切な場面では慎重になりすぎることも。
■西条 光琉(さいじょう みつる) 24歳
ヒロインがマネージャーを務めていた、サッカー部の元キャプテン。今は、地元で市役所の窓口担当をしている。
温厚で真面目な性格で、まとめ役を任されることが多いが、前に出て引っ張っていくよりも後ろから支えていくタイプ。
今回の同窓会でも、幹事の一人を務めている。
■ヒロイン 25歳
颯斗の幼馴染。兄妹のように仲が良く、ずっと彼の所属するクラブチームやサッカー部でマネージャーを務めていた。
光琉とは高校で出会い、あまり折りの良くなかった颯斗との仲を取り持つことに。以降、3人は仲良くなった。
高校卒業後は実家を出て進学・就職したため、二人とは疎遠になっていた。