「殺したいものは、殺した。願ったものも、殺そう」
『呪い姫』と呼ばれる、七年、神社の地下に居た少女。
華(はな)は、母の言うとおりに、願われてひとを殺し。
願ったものも殺してきた。
「目を開いて、生きろ。もう、お前をおびやかすものはいない」
ある日、『あやかし』お巡りさんを自称する。
警視庁の警察官、篠田大和(しのだやまと)が現れ。
華を地下から自宅に連れ帰る。
「何がいい。俺は、華の何にでもなってやろう」
「夫、あなたは、私の夫」
ふたりは夫婦として暮らすようになり。
心を通わせはじめた頃、華は、自分の犯してきた罪を知る———。
大正純愛奇譚、どうぞ、お楽しみ下さい。
※この作品はフィクションです。
実際の史実、人物、場所とは関係がありません。
※忌憚→奇譚です。誤字すみません。
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