二度目の挨拶 完了
この作品は、私の大好きな転生モノ…とは全く異なる生まれ変わりのお話。でもどちらかといえば、生まれ変わる前のお話がメインかな?
書いていく間に近代日本のことをたくさん知りました。そういう意味で興味深くて、きっと忘れられない作品になるだろうと思います。久しぶりに没頭して書き上げれて作品なので…。本当に頑張ったし…、書いててすごく楽しかったです。
読んでても楽しい作品だったらいいのになぁと。
色鮮やかな大正時代をなんとか私の妄想で蘇らせて書いてみました。もちろん妄想なので、「事実と違う」ということはたくさんあると思いますが、でも少ない中でのやり取り。ものがない中でのプレゼント、そういったものの感じ方は同じじゃないかなぁと。今の時代だったらインスタ映えのお店に行くように、カフェに行ったんだろうし、学校帰りにスタバに寄るような感覚で、甘味処に行ったのかもしれません。
一方で、男女のお付き合いは今とは全然違っていて、自由恋愛に憧れはありつつも家同士で決められた結婚がほとんどだったようです。辛い思いを女性はたくさんしてきたのだろうと思います。
その中でほんのわずかでも…愛し愛される、そんな生活があったかもしれない。あってもいいじゃないと思って書きました。
私は正雄推しでしたが、ツィッターでの読者、リア友は清推しでした。
(おかしいな?)
でも最後の清は何だか切なく…なりましたね。
そして書いていて、やっぱりあの時期を乗り越えてきた日本人はすごいなぁと感心しました。あの時代に外交官というお仕事をされる方、どうやって外国語を習得したんでしょうか。今ならいろんな方法があるのに、なかなか習得できないという…。
本当にいろんなことを考えさせられました。
百年後に「令和はマッチングアプリで結婚相手を探してたんだって。信じられない」という世界が来るのかな? なんてちょっと想像したりしました。
ものすごく気に入っている作品ですが、もし読んでいただけたら…それだけで、嬉しく思います。
ありがとうございました。
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