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「私には、この黒鯉が一等好ましい。あなたもそうではありませんか?」
鮭の村
村の外れには池があった。それは鮭の游ぐ不思議な池で、その鮭を嚥み下すことで村では成人として認められた。しかし、游いでいる鯉を嚥めば村から追放されるという言い伝えであった。村いちばんのお屋敷に住む娘は、お付きの男に心惹かれ、どうしても鯉(恋)が嚥みたくてたまらなかった。許されぬ恋にうなだれる娘だったが、老婆が助言をもたらしてくれて――?!果たして、娘の恋は実るのか?これは令和のおとぎばなし。
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ファンタジー
#主従
#純愛
完結 1ページ
10,016字