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Camille Hayami@CÉLINA / Edelweiss of Window art

まどべのエーデルワイス / かみーゆ・はやみ(せりな別名義)@おトクなキャンペーン(おトク作戦)

I sometimes paint pictures for pleasure.
My hobby is planting trees and growing flowers in my garden.
I'm fond of taking pictures and I have a camera of my own.

https://potofu.me/leontopodium

モーニングのお茶会

これで……わたくしめもお姫様でお嬢様になれる!
そんなサン・ニコラのモーニングはマーマレードトーストに目玉焼きにサラダにシャインマスカットにチョコレートと御抹茶入りの煎茶にマーマレードジャムを添えてロシアン・ティーでいただいて、あなたもわたしも全員お姫様でお嬢様になるのでした。
それがおままごと婚世界のサン・ニコラのお宿のロイヤルルームでのモーニングのお茶会です。
そうしてカマエルはロビーで毎日、わたし達にこう言うのです。
いってらっしゃいませ、お嬢様と……。
これであなたもわたしも全員【モテかわ姫】なのです!
これがコモンズベリーの街の宿屋が舞台のコモンズベリー物語【アルザシオン写本】です。
それは【モテかわ姫】と【きゅんきゅん王子】の運命の恋物語で、千年の愛を育みし運命のカップルの聖夜物語として、アルザスのポワールパン写本へと後の世で一緒に語られ、お話は共に育まれるような形式で両作品はつながってゆきます。
大聖堂へのクリスマス礼拝を題材とした貴重な詩であり、わが国が誇るたぐいまれな古典文学として、後の世にまで語り継がれたパブリック・ドメインの中の金字塔的作品です。
わたし達はこの古典文学の詩にふれて、聖夜の物語を今年も考えるのです。
それこそが待降節への最良の贈り物であり、わたしのライフワークだと、この三十五年間を振り返って、しみじみと思うのでした。
らんらんちはジパング製麺のシェイクうどんをテイクアウトして、千萬の令とジャスミンティーとルイボス麦茶などを美味しくいただいて、お昼の灌水作業などを済ませて、しばし原稿執筆のプロットを考えたり、イメージボードの題材をふくらませたりしながら、ジパング風アフタヌーンティーを楽しむのでした。
ジパング製麺のシェイクうどんは明太子の風味がとても美味しくて、ああ……ふくやの明太子……それもクリスマスプレゼントですねとおやじぃのご学友からのクリスマスプレゼントと霜降りのお肉をクリスマスプレゼント交換する季節に想いを馳せるのでした。
レイニー・メロディーのジャズのような雨だれを聞きながら、ジュークボックスから聞こえるきよしこの夜がとても楽しかった時間へとわたし達をタイムトラベルさせてくれるのです。
それはいつの時代も変わらぬ楽しい待降節や十二夜へとわたし達を連れて行ってくれて……ヴァイオラとシェイクスピアの世界へとわたし達を導いてくれるエピファネイアなのでした。そしてガレット・デ・ロワにフェーヴなどの楽しみがキャンドルマスまで続くのです。クレープにシードル……その季節もまた感慨深いものですね。
ジパング製麺のシェイクうどんの明太子は結構スパイシーなので、アフタヌーンティーのお茶会のお茶が進みます。
そして今日はジパング製麺の一日うどんの日で、わたし達はテイクアウトのシェイクうどんをおみやげにファたそから受け取ると、ロイヤルルームでアフタヌーンティーを楽しむのでした。
そのジパング製麺の一日うどんと佐世保の復興がまだ途中だったと思い出すと、ジパング製麺の明太子がスパイシーなシェイクうどんとシェイクスピアの十二夜を考えるのでした。
ジパング製麺の明太子がスパイシーなシェイクうどんはシェイクスピアと薔薇のつながりを彷彿とさせて……薔薇よ薔薇よ……とカルペディエムの世界を思い出して、しばし英詩を読みふけりました。
午後はイギリス名詩選を英文で読みながら、英語のお勉強をします。それはロイヤルルームで行われ、神父さんが教えてくださいます。
その豊かな教養のための時間がたまらなく上質な英文学へとわたし達をいざなってくれるのでした。
名探偵ポワールさんの調理するポワールパンはカレーパンです。ああ、ポワールパンは美味しい。わたしは夢見る……聖夜にたらふく食べたいと思うのはポワールパンです……。
そしてカレーというパンから着想を得たポワールパンがやはり美味しいのです。
そうしてわたしは英文学へのほとばしるような情熱を振り返っていたら、寺院から何かとても素晴らしいお香を焚いているかおりが窓辺いっぱいに漂ってきて……わたしは朝から法要か何かが熱心に行われいる寺院からのかおりのおすそ分けをありがたく楽しむのでした。
そのウッディでシプレーでスパイスの薫りは待降節の薫りに通じるものもあるからです。例えるならば、香水ならウッディでシプレーでスパイスが重なるカリスマティックなかおり……といったフレグランス・ノートのような表現が出来ると思います。
そうして鉛筆のようなかおりが漂ってきて……ああ……渋みのあるかおりも加わるのですね。ミドルノートは鉛筆のような燻した渋みのある木々のかおりに移ろうのです。煙を燻らせるようなかおりへと続いてゆきます。
そのドラマティックなフレグランス・ノートのラスト・ノートはどんな薫りが展開されるのか……オータム・ムスクにも似た薫りが漂い、没薬に乳香とエピファネイアの東方の三博士が持参したと言われる、あの薫りへと変わってゆくのでした。
ああ……これはやはりお代官様の聖地の寺院からの薫りだったと気づいて、お代官様の聖地の寺院の物語を紐解きます。
そのようなジパング風の極まった薫り……そう……これがジパングの真髄とも形容できる偉大なる薫りだったのです。
ああ……ジパング製麺の明太子のシェイクうどんと佐世保の物語へと話は続きます。
いや……だから佐世保の復興がですね……わたしはそれを思い出しておりました。
そうして薫りはアンバーのような……バルティック・アンバーを漂わせる風情が重なり……宮沢賢治を思い出すのです。琥珀ですよ琥珀。
しとしとと降る雨が、しっとりとそれらの薫りをより長く持続させているシナジーがあるようにも感じます。
秋雨の薫りが、とても心地よく魂が安らぐ薫りで……とてもしあわせで……ありがたい薫りですね。
その薫りはミルラのようなやわらかな穏やかになる薫りへと続いて……香りという物語の贈り物はこうしてお代官様の聖地の寺院より日々、熱心に祈りとともに紡がれるのです。
これこそが鎮魂歌の薫りだなとわたしがその薫りの持つメッセージ性に気付くと、薫りのレクイエムはモーツァルトのように待降節の頃に没した偉大なる音楽や数学に似た壮大な流れがあるように見受けられ、わたしはガンジス川のほとりのお歌をふと思い出すのです。
歌の翼にきみをのせて……そして至福の夢を夢見てくださいというメンデルスゾーンとハイネのあの世界へとわたしの心の情景は移り変わり、遥かなる時の流れを感じさせたのでした。
上空を通過する航空機を確認すると……わたしはそれを見上げるように眺めて……雨だれのエチュードのような秋雨がそれに重なるのでした。
ショパンのプレリュードに悠久の時の流れをそよ風とその薫りが重なり合って、織りなすこころ景色はとても美しくてこころが洗われるような気持ちへと、わたしをいざなってくださいます。
わたしはそこで、お祈りの時間を設けると、しばしゆっくりと瞑想するように追憶するのでした。
そして夕方の灌水作業などを済ませて、おゆうごはんはファたそが調理したデミグラスハンバーグシチューに白米に千萬の令といただいて、おくすりを飲んで、しっかり睡眠時間は確保しないといけないかなと思い、ロイヤルルームの自分のベッドでゆっくりと就寝するのでした。


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