十二月十八日、月曜日。昨日でアレルギーのおくすりを飲みきって今日はパラガス・クリニックに通院予定なのでニールズヤードのラベンダーのバスソルトとゲランのシャワージェルでわたしは少しばかりのリラクゼーションにあてて、湯上がりにハウス・オブ・ローゼのボディスムーサーやフォレスト・ホリデーハンドクリームなどで入念にボディケアをして、仕上げにウッズ・オブ・ウィンザーのフォー・ジェントルメンのオーデコロンを纏うと、わたしはすんなりと心地よく眠りに落ちるのでした。
目が覚めたのはそれから七時間ほど経過してからで、良質な睡眠時間をとれたのかな……わたしはすっきりとした目覚めでそんな風に思うと、携帯電話に着信していた受信メールに何通か目を通しました。
そして何通かの返信のメッセージを考えながら、ショートメッセージの方の背景をカトリック教会の礼拝堂前のシュラブ・ローズが二輪、綺麗に咲いたものを撮影していたので、素敵なクリスマス休暇をお過ごしくださいと最後に結んで返信すると、カトリック教会の薔薇の花の写真に設定しました。
わたしとこの子にはやはりカトリック教会のこの教会がふさわしいようには思うからです。神父さんは今、修道院にでもいるのかな……そんなモンマルトル通り三丁目にある煌めく六等星亭でのサロン・ド・テ・ノエルとカトリック教会での英語の授業や分かち合いを懐かしく思い出しながら、ふんわりと優しくかおるフォレスト・ホリデーのハンドクリームとウッズ・オブ・ウィンザーのコロンのフレグランス・ノートがとても心地よい目覚めのひとときかな……とても思考がクリアで、リフレッシュできたという一種の多幸感がこれまた心地よいものです。
わたしはお伊勢さん詣りの初詣の話やその子と交わしたおはなしを楽しく思い出しては、ふっとバチカンとローマの休日に紐つけられたのだと感じて、背景をカトリック教会のお庭の薔薇の花々が咲く写真に変えておくと、聖母子像と枕元の英語の聖書を眺めて、感謝とその子のしあわせなクリスマス休暇を願うのでした。
それからクリスマスのご挨拶も兼ねて、日曜日なのにものすごく迅速丁寧に発送通知された五サークル様方への返信メッセージをそれぞれ考えながら、時間を少しずつ置きながら、ささやかながら感謝の気持ちをこめて返信すると、ブースは本当に今、とても良い感じに改良されているのですねと……しみじみそんな風に振り返りつつも、中には三十年ぶりにご本を購入したサークル様もあるので、兄貴には一度また新刊とおもたせを添えてお手紙した方が良いのかも……などと懐かしい思い出の世界に癒された……そんな起床後から心温まる想いで胸がいっぱいになりました。
やはり同人はとても良いものです。この三十年と少しばかりの美しい思い出にひたるような感覚はドクからのお手紙を読むマーティのような心境にやはりそうなるからです。
これも一種の刷り込みなのかもしれませんね。
しかし兄貴のご本は丸三十年後の冬コミの時期にこうして手に取れる時代になって時代の進化を感じるかな。丸三十年前に究極幻想に兄貴に誘われて寄稿したのもちょうど丸三十年前の冬コミ新刊で……確かファリスかなにかを描いた記憶があるのですが、友人がその当該究極幻想を丸三十年前の冬コミで購入したらしくてお手紙と素敵なキャプテンホークの原稿が届いたのも、本当に今となってはすべてが美しい思い出です。
本日のモーニングはのりジャスミン茶漬けとパイナップルケーキと猫裏紅茶といただいて、ニュアンスカラーの空模様に蜂蜜色の朝陽がさしこむ窓辺の鉢植え植物に朝の灌水作業などを済ませて、もう少し暖かい時間帯になってからお庭の鉢植え植物に灌水作業などを済ませておきます。
それからジャスミンティーを煎れて、あら熱をとり、冷蔵庫で冷やしておきます。
日課も六件済ませて、クリスマスクルーの配布で妥協しようと思います。流石に予算がそこまでの金額までは全然まるで読めませんでした。あきらメロン状態です。
そしてお庭の朝の灌水作業などを済ませて、パラガス・クリニックに通院して、レルミナの副作用止めに使っていた錠剤と粉薬も正規に処方箋を書いてもらい、リリアベル薬局で受け取って、モンマルトル通りを通りながら帰宅すると、おくすりをきちんと管理しやすいようにいつも通りに置いて保管して、ブースでのメッセージに返信すると、わたしはしばしゆっくりと休養することにつとめました。
お昼はファたそが仕事に出かけているので、あまり食欲もないことだし、何か備蓄の食糧で適当に調理して食べようかなと、お昼についてはそう思う。
煌めく六等星亭でブランチするほど身なりは綺麗でも、ちょっと食が細くてまたの機会にしようかなとも思うけれど、ブランチしてお持ち帰り……うーん……どうなんだろう。
でもクリニックと薬局の医療費は思いのほか安く済んでホッと安心はしたかな……。
クリスマスブーケとガレットデロワで八〇九〇円の封筒と医療費一万の封筒から六七〇九円おつりですね……。
あとは無駄遣いしてはいけないかな……などともろもろの作業を一段落させて、少しシエスタでもとらないと疲労感でぶっ倒れそうなくらい基礎体力が落ちている感じです。
少し休憩してから郵便局に行かないといけないのを思い出して、モンマルトル通り三丁目にある煌めく六等星亭でブランチしてから郵便局に寄って沖縄の記念切手を一シート購入して、五二七九円のおつりかぁ……五千の魔法のカードが……ダメだ考えたら負けだ。今魔法のカードを買っているわけにはいけないんだッ！ｗ
……とぼんのうに見事打ち勝つと、わたしはお年賀と寒中お見舞いのお手紙を書く準備をはじめました。
やまとさんがもう昨日投函されたアクリルキーホルダーを投函してくださり、なんという速さややまとさん状態です。驚き桃の木山椒の木ですよ奥様。しかし……アクリルキーホルダーというものをブースではじめて購入したのですが、デザインによってはこんなにスタイリッシュでシンプル・イズ・ザ・ベストみたいな綺麗な感じで作れるのですね。萌えのオタクグッズと侮るなかれ。かなりオサレでした。意外さを禁じ得ないくらいには綺麗めにデザインするとこんな風に仕上がるんだ……と、ナチュラルに感心してしまいました。
ちょっとこれは凄いね……オサレだわ……。
これはどう撮影するかはセンス次第でオタクグッズでありながらインスタ映えなわけですよ。おわかりいただけたであろうか……みたいな上手く撮影したらインスタ蠅……うん……そうね。とてもオタクグッズとは思えない写真が撮影できましてよ。やはりステンドグラス感漂う感じで組み合わせが一番綺麗に映えはするのでしょうね。例えば蛍ガラスのような沖縄のあんな感じだと沈黙の艦隊感が漂う感じのインスタ蠅なんじゃないかなと……うーん……連想するのは琉球ガラスみたいな……そんな組み合わせで撮影したら綺麗な写真がオサレに決まるのではないでしょうか。
アクリルキーホルダーと一概に言ってもデザイン次第でこんなにスタイリッシュに仕上がるんだと感心しながらブースで昨日購入したものを眺めては、わたしはしばしインスピレーションの泉のような感覚を受けました。
いや……本当に意外な感想なんですよ。とにかくオサレで洗練されているというオタクグッズです……これ、ちょっと凄いよね……。
ありそうでなかなかない……そんな絶妙感……。
おゆうごはんはデミグラスシチューに白米にみかんに猫裏紅茶といただいて、泌尿器科とレルミナとパラガス先生のおくすりを飲んで、ぐったりらんらん状態で泥のように眠った。