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Camille Hayami@CÉLINA / Edelweiss of Window art

まどべのエーデルワイス / かみーゆ・はやみ(せりな別名義)@おトクなキャンペーン(おトク作戦)

I sometimes paint pictures for pleasure.
My hobby is planting trees and growing flowers in my garden.
I'm fond of taking pictures and I have a camera of my own.

https://potofu.me/leontopodium

サン・ジョルディの日の贈り物

四月二十三日、火曜日。本日のモーニング・ティーセレモニーは山椒カレーライスにジャスミン茶といただいて、泌尿器科とレルミナと院長先生のおくすりを飲んで、日課を二日分こなして……ぁ、レアサルベージを忘れた。
昨日はお伊勢さん速水きゅんのペン入れを済ませて、サンタ・グラーフお手製の山中くんのイースターカードをアルザシオン写本にしようとアルザシオン写本を豪華にデコレーションしてゆきました。お伊勢さん速水きゅんとイースターカード山中くん……なんて良い絵面なんだ。
そうして窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに灌水作業を済ませて、まったりと。
ゆうしゃとけんじゃは今日はサン・ジョルディの日の贈り物がファーザークリスマス学園に届くので、それを受け取ってからシドニーの街へ帰らなくてはならなぁい!ので、ラバンディン城趾のまるやま豆腐の田楽茶屋やマルクト広場の特売に出かけるタイミングを微調整していた。
神きゅんとパラガス先生がファーザークリスマス学園に待機しているので、ゆうしゃとけんじゃはラバンディン城趾のまるやま豆腐の田楽茶屋に向かって、神きゅんが代理で受け取っておこうか?などと提案してくれたので、ゆうしゃとけんじゃはホワイトユールの港を出航してスペインの村の港を目指した。
小雨模様のスペインの港に寄港すると、相合い傘をさしてラバンディン城趾のまるやま豆腐の田楽茶屋にゆうしゃとけんじゃは向かったのだ。
今日はサン・ジョルディの日だ。ゆうしゃとけんじゃはサン・ジョルディの日の本と赤い薔薇のフラワーボックスと花束が入ったギフトボックスをまるやま豆腐の田楽茶屋でシーブックから受け取ると、これが今週のカーチャンのおつかいクエストなのだな?と思ったとかなんとか。ちょっと重い。サン・ジョルディの日のご本がぎっしりつまってる重量感だ。
まるやま豆腐の田楽茶屋で市庁舎前マルクト広場の特売がはじまるまで山椒カレーライスなどをシーブックにご馳走してもらってジャスミン茶といただいた。
ゆうしゃとけんじゃはコスパがよく特売品で日々生活していたカーチャンのおトクなキャンペーンの賜物のような庶民的な暮らしをしていた。基本的に特売品で暮らしているので、たまにとても素晴らしいものも買えるのだ。節約生活万歳。
特売品と高級な嗜好品……それは節約生活の賜物だ。それがまたカーチャンの財テクだった。
今日はちょっと荷物が多くて重いかもとまるやま豆腐のおじいさんが気を利かせてエジンベアッガイというカートを船にそのまま着艦できるからと一台手配してくれた。
サン・ジョルディの日のエジンベアッガイ……それはゆうしゃとけんじゃのあいのり願仏だ。
エジンベアッガイに乗り込み、操作方法を覚えた。はじめての願仏らしく操作はとっても簡単に整備されていた。
ひととおり操作を覚えて、まるやま豆腐のおばあさんとシーブックが山椒カレーうどんを調理して、ジャスミン茶といただいて、マルクト広場の特売市場がはじまるのを待ちながら、雨濡れの藤棚を眺めながらのお花見はなんとも風情豊かで良いものだ。
カレーうどんとジャスミン茶をいただきながらしばらく藤棚を眺めながらのお花見を楽しんでから、再びエジンベアッガイに乗り込むとメインディスプレイには純白のカトレアとニャースのスクリーンセイバーが、サブディスプレイにはオーキデ博士とエビワラー会長と三太郎のファーザークリスマス学園のスクリーンセイバーが起動していた。
オーキデ博士の方のサブディスプレイを起動するとシステムメッセージが着信していて開封すると、エジンベアッガイの位置情報はカーチャンのポケGOに転送されますと書かれていた。
そんなこんなで今週の市庁舎前マルクト広場の火曜日の特売はチョコレートデニッシュリングにエクレアと黒糖ロールパンとクロワッサンなどなど、今週はパンがおトクかな……と、シーブックがカートを転がしながら、買ってきた食材やパン類にアイテム類をエジンベアッガイの収納スペースに積み替えてくれた。それにサン・ジョルディの日のギフトボックスが更に二箱、収納スペースに格納してもらって、みんなでらんらんちをいただいた。
エジンベアッガイはキッズでも操縦できるようにオーキデ博士が改良してくれた機体らしく、一番最初に乗るには良いのかもしれない……そんな話を聞きながら、ラバンディン城趾の五分咲きの藤棚を眺めながらのらんらんちをジャスミン茶といただいて、お礼を言って、下り坂をエジンベアッガイで降りて、マルクト広場の市場に向かい、カーチャンの今週のおつかいクエストをこなして、あとはスペインの村の船にエジンベアッガイで着艦して、虹の航路でシドニーの港まで戻って、カーチャンにクエストコンプリートの報告を済ませた。
サン・ジョルディの日の火曜日のマルクト広場の市場は今週は色々パン類が豊富におトクねと、シドニーの港から自宅の庭に着陸したゆうしゃとけんじゃのエジンベアッガイから荷物を運びながら、カーチャンはとても感心していた。
端的にとても恵まれたしあわせなサン・ジョルディの日の午後をエジンベアッガイに興味津々な様子でゆうしゃとけんじゃは飽きることなくエジンベアッガイの操作方法をサブディスプレイのオーキデ博士のマニュアルリストから復習しながら、とても楽しい時間を過ごした。
午睡の時間帯に軽く仮眠でもとろうと、ゆうしゃとけんじゃは部屋に向かうと、寝室でしばらくゆっくりと過ごす前に窓辺とお庭と教室棟の鉢植えにお昼の灌水作業を済ませてから、シエスタ文化に親しむ長い昼休みを過ごした。
シエスタ文化は家族との憩いのための時間なのだ。ゆうしゃとけんじゃはシエスタを自宅でゆっくり家族との時間にあてると、やはりこれはスペインの村の生きてゆくためのフィロソフィーそのものなのだと感じたとてもしあわせなやまとさんからもサン・ジョルディの日の贈り物を受け取ると、ああこれで会員さんへのお手紙に添えるお土産やお誕生日プレゼントが揃ってきたかなと、そんな良きサン・ジョルディの日の贈り物だった。
ゆうしゃとけんじゃはしばらく寝室でシエスタの時間帯に軽く仮眠をとり、休憩時間を習慣づける季節がやってきたのだと思いつつ、雨蛙の鳴き声に耳を澄ませながら、小雨模様の窓辺を眺めながら……エイボンの詩人にちなむのであろうフレンチラベンダーのアボンビューの花がうさぎのように雨風にそよぐのを可憐に思いつつもしばしのゆめ微睡みを心地よく感じた……そんなエイボンの詩人やセルバンテスのサン・ジョルディの日は……文学的な美しい良き日だなと思う。
エジンベアッガイはまるでロシナンテのようだと思う。あの可愛らしいロバのロシナンテのような機体が今日は偶然ラバンディン城趾のまるやま豆腐の田楽茶屋でゲット出来たのだから、人生とは文学的で不思議なサン・ジョルディの日らしい……いかにも本の日といった一日がゆったりと過ぎゆきます。
愛情や慈しみに満ちた……とても優しい穏やかな小雨模様が風情豊かに藤の花に揺れてはかおる……本当に素敵なシエスタ文化の午後はゆるやかに心が透明感のある色彩を感じる……お絵描きの絵本の挿し絵のようで、とても文学的にも児童文学のような雰囲気も感じる……エイボンの詩人やセルバンテスゆかりの本当にロマンティックな一日だなぁ……そんな風に思ったゆうしゃとけんじゃはシエスタを文化的に楽しむのだった。

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