こんにちは、月影るなです
【世界の終わりに、夜明けの鐘を】を読んでくださった方も、そうでない方も
このブログを読んでいただきありがとうございます
タイトルの通り、第2章の連載を開始しました!
-第1章 門出、運命は唐突に-
では、主人公フィリアの故郷から進学先のアテネまでの旅路の物語でしたが
-第2章 門出、蛍の導き-
では、もう一人の主人公アナスタシア(愛称:ナーシャ)の
故郷からの旅路の物語を綴っていきます
1章でフィリアが故郷の孤児院長から貰ったフローライト(蛍石)のネクタイピン、
2章でナーシャが故郷の孤児院長こと修道女ドーラから貰ったフローライト(蛍石)のピアス、
蛍の光の導きによって出会う2人、それは果たして"運命"と呼ぶのか。
2章以降はそんな二人の門出と出会いの物語です。
***蛍の云われ***
古来では、蛍は"不吉の象徴"とされていたようです。
人智を超えた自発光具合は人々から恐れられていたそうな。
しかし平安の世で詩人が蛍を使った恋の詩をうたえば、今では幸せや恋の象徴と言われるように。
光があれば影もある。そういったところでしょうか。