沼田桃弥（ぬまたとうや）さんの小説一覧

週末、君の焼いたカップケーキをひとくちだけ。

　飯塚千尋は元トップアイドルだったが、ある事件をきっかけに芸能界を引退した。それはもう十年前の話。今、自宅に引き籠って、恋愛小説を書いているが、思うように筆が進まなかった。そんなある日、千尋は気分転換がてらに愛犬を連れて、海岸沿いにあるドッグランへ行く。そこで、人気若手アイドルの翔真と出会う。　二人のほのぼのとした日々が訪れるかと思いきや、様々なアクシデントが起きる。二人はアクシデントを乗り越え、次第に惹かれ合う。アイドルと一般人が付き合うなんて、御法度だと分かっているが、お互いに好きな感情が抑えられなくなり、こっそり付き合うことになる。　付き合い始めて数ヶ月後、とある商店街のくじ引きで温泉旅行ペアチケットが当たり、温泉旅行へ行く事にした。翔真はプライベートでも目立っており、ファンサービスをする。しかし、ファンに嫉妬する千尋。千尋は我慢できなくなり、立入禁止と噂される神社の境内に迷い込む。　その時、千尋の絶体絶命のピンチにある男性が姿を表す。無事に誤解も解け、二人はより一層愛を育んだ。

#溺愛
#大人
#純愛
#芸能人
#年の差
#お仕事
#ほのぼの
#第3回恋愛創作コンテスト

完結 38ページ

92,244字

紅葉の帳の下で悠久の甘歌を

　宮島対岸の老舗和菓子屋で生まれ育った柚那は店を継ぐのではなく、アイドルになりたかった。柚那は東京の製菓学校へ行くことを口実にして上京し、念願のアイドルになり、実家へ帰らずにアイドルを続けた。　そんな中、センターに抜擢されたが、苦難が続き、グループ卒業し、実家へ帰省する。　帰省後、柚那は金色の指輪などに触れ、思い出に浸っていると、鬼島社長と父が店のことで言い争っているのを聞く。鬼島から新作の売上次第では店を買収すると言われる。　柚那は、兄から助言をもらい、柚那は宮島を巡った。その時、妖怪に襲われ、指輪を失くす。妖怪から柚那を助けたのは鏡夜という青年であった。その後も宮島を二人で巡る中、次第に惹かれていく。　そんな時、海域に三頭龍が現れ、柚那は怪物に失くした指輪があるのに気付き、戦おうとするが、鏡夜が自分を庇って、倒れる。柚那は神の力を借り、怪物を倒す。鏡夜は人口呼吸をすると、息を吹き返す。それを契機に、柚那は鏡夜に幽世へ連れていかれ、告白され、口づけをする。　その後、柚那は新作を完成させ、売上に貢献。今度はＰＲ観光大使の話を鬼島にされる。柚那は了承し、幸せを噛み締めるのであった。

ラブコメ

#あやかし
#和風ロマンス
#純愛
#現代ファンタジー
#一途
#溺愛
#イケメン
#第3回恋愛創作コンテスト

完結 16ページ

53,882字

異能もちの主人公と軍事用アンドロイドがバディを組み、脅威に立ち向かう話

forge a bond ～ぼくらの共命パラダイムシフト～

　時は二五〇〇年の日本。突如出現したクリスタルと黒い靄をしたシャドウにより、多くの人の命が奪われた。それは未知なる力を持ち、通常の武器では倒せず、政府は防衛機関アイリスを設立し、人々の安全の象徴的存在となった。　数年が経過し、健人は日々平穏に過ごしていたが、アイリスに勤める父から便りが届き、蘇芳という軍事用シンクロイドとのバディ契約をしろとの命令がある。蘇芳は凶暴で手に負えなかったが、健人はアカデミーでの勉学に勤しむ中で関係を構築していく。やっとのことで健人は蘇芳とバディ契約を結び、同じ学び舎で本格的な訓練をすることになったが、生徒たちは健人のことを面白くないと思い、健人を誘拐する事件が起こす。その後も、二人は衝突することもあったが、徐々に絆を深めていった。　数ヶ月後、健人たちは渋谷遠征の任務を遂行することになる。その際、強敵が現れ、蘇芳が戦闘不能になる。絶望の淵に立たされた健人は一人でクリスタルの浄化を行ない、無事に成功する。力を使い果たした健人は療養のために実家へ戻った。しかし、蘇芳の消息はいまだに分からず。蘇芳を忘れるために日々過ごす中、蘇芳が目の前に現れ、健人は涙する。

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#シリアス
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#俺様気質
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#SF
#ハッピーエンド
#切ない
#アンドロイド×人間
#少年漫画風
#第3回恋愛創作コンテスト

完結 47ページ

79,738字