わたくしちょっぴり20万程整形してましてね、というのも、中高時代、顔のコンプレックスでほぼ青春失ってまして、なかなか根強いルッキズマーだったのですよ。
でもね、自分がモテないのは顔のせいじゃないって気付いてからが本番でしたね。
自分の人間性を面白がってそばにいてくれる人は昔からいたし、整形して可愛くなっても、そんなに大モテはしてない。性格がキツイくて、ひん曲がってて、冷めてるから。これが悪い。今絶賛修正中。（冷笑は悪だ。）
でもただ、舐められることは無くなった気がする。服屋とか、美容室だとか、男性にとか。私はマイナスを0にしたかった。吉沢亮になりたいだなんて思ってない。（なれるにこしたことないけど。）

さっき鏡見てたら、自分って結構いけてるなって思ったんですよ。自分は目が小さくて蒙古襞が強いってだけで、顎はきちんとあるし、Eラインもそこそこ綺麗だし、唇も生まれながらに血色が良くM字だし、人中は短くて深過ぎないし、鼻も忘れ鼻ほどではないけど、そこそこ通ってて、アップノーズでもにんにく鼻でも、矢印鼻でも無い。
致命的な悪いとこが無い！それってほんとにありがたいこと！！美人では無いけど、致命的なとこが無い！大事だから二回言う！バイト先に来たお客さんに飯豊まりえに似てるって言われたの、マジ誇り。露伴せんせー♡

ルッキズマーになって、整形についてちょっと詳しくなって、どんな施術があって、どれくらいの相場で、とか分かるようになったからこそ、自分の顔の金のかからなさ、ありがたみが分かるようになった。

自分の顔をぼちぼち愛せるようになって、自信を持って人と話せるようになった。

今までは、目が小さいだけなのに、自己嫌悪がすごくて、こんな気持ち悪い顔のやつが目閉じてキスを待ってたら引っ叩きたくなるだろうな、とか思ってた。着たい服も、こんなの着てたら笑い物だな、とか思って我慢して、OLみたいな当たり障りない服ばっかり着てた。他人にも、それは通用して、なんで私より酷い顔なのに、人を好きになったりできるんだろう、って冷たい目で見てた。

今は人は顔じゃ無いって身をもって知って、他人の、顔以外の良さに目を向けられるようになった。まだゴボはちょっと抵抗あるけど。

そしたら、なんかモテはじめて、そのうちの1人とデートすることになった。別にイケメンじゃ無いけど、趣味が近くて、女子の中でそこそこ高身長である私が見上げるくらい背が高くて、髪が長くて、ちょっとアンニュイな、まるで若い頃の井浦新様のような（いいすぎ？）人。結構好き。

この調子で、ドドメ色に変色し切ったくすんだ心を鮮血に戻したい！まだまだクズだけど、もっと私より立派な価値観を持ったかっこいい人達と関わって、腐った心を矯正していきたい。

がんばりまつ