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Aju

Ajuです。


ついに
『漆黒の蝶』完結しました。


2014年から、
9年の月日が流れていたとは、
ただただ驚いています。

最初に書き出してから
自分自身もいろいろな経験をして
内容に深みが出ていったのに加えて
色々なことを詰めこみすぎて
読みにくくなっていることも
重々理解しています。

最終調整中です。
昨日見た内容が少しずつ
変化していってるかもしれないですが、

ご自愛ください。…

鎖のなかの蝶


人々の心の中に生きている
本当の自分はもしかしたら

すごく弱く、儚く、脆いもの
なのかもしれない

だから、いろいろな鎧で
その部分を守っている

もしも、その部分を露わにしたら
人は幸せになるんだろうか。

この世界の淀んだ空気によって

一瞬のうちに腐ってしまうのではないのか

だからこそ、

素敵な人に出会っても離れたくなってしまうときがあるのか

核心に触れてほしくなくて、
鎧を脱ぐ手助けをしてほしくなくて

だって

ものすごく怖い。から

核心にいる本当の自分に触れたら
何もかもが崩れてしまいそうで

我を失ってしまいそうで

だから、、

またこの世界で同じ鎧を纏った人を

探し求めて平気なフリをして

歩いていくんだろうか。

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